カプチーノ現象

内向的自己回帰型排斥主義OL

ボランティアについて思うこと全部

東京五輪のボランティアが現在募集されているわけで

それで、応募状況どうなってるのだろう。

とやかく色々世論では言われているけどどうなっているのだろう。

お得意のマスコミには特に何もなかったので

tokyo2020.org

で、こちら。

応募状況(2018年10月5日(金)10時時点)

応募完了者数:31,982人(大会ボランティアマイページ登録者数:61,826人)

応募登録いただいたみなさま、ありがとうございます。
東京2020大会ボランティア応募登録は、12月上旬まで受付中です。

 

 

うわあ。

何がびっくりかというと、この記事の掲載が10月上旬だということ。

もう2週間も3週間もたっている。

これについて、何も報道しないメディアに寒気すら感じる。

あれだけ「やりがい搾取」とか言われてきたわけで、ふたを開けてみたら、もうすでに半分近く集まっていた。もっと言えば、たった10日でここまで進んでいた。というべきか。これが果たして2次関数的なのか指数関数的なのか、はたまた比例の直線グラフで伸びるのかそうでないのかはわからないけど、あれだけ言って、これかよ。と、言いたいわけです。

何故今更になってぶり返して書いているかというと、たったさっき、ボランティア登録をしたから。

なんかネット記事を見たら、「煩雑な会員登録」だとか「英語のページ」だとかの、募集応募ページに対する批判

うわあ、小学生でもこんな記事書けますよ、とそういいたい。

五輪ほど世界的祭典のボランティアで名前とメアド打ち込んだくらいで登録できたらそりゃおかしいだろう、と。何故グローバル化と昨今叫ばれてる世の中で、英語のページだなんだと言われなきゃいけないのか。右上のメニューバーからすぐ、日本語選択できるのに。むしろこれから世界を相手にするボランティアのところで、英語のページが~~とか言ってるのほんと雑魚なのか?って思ってしまうよ

 

まあ、確かにボランティアを円滑に運営していくうえで、素人目に見ても、ここの説明が不十分だなあとか、いろいろ思うところはあるにはあるけど、

それを、ボランティアしない人間があーだこーだ言ってるのが、そもそも論でおかしいわけ。

で、その「うるさくあーだこーだ言う勢」が本当にどこまで調べているかわからないけど、本ボランティアはマッチング制によるシフト配備が行われるそうで、もし自分のスケジュールに合致しない場合は、マッチング不成立とのことで残念ながら仕事は与えられることはない。という制度をしているわけだから、忙しいひとが無理喰い時間を割かなければ参加できないわけでもないし、できる人ができる時間帯でできるだけやるように配慮されている。説明が下手だから本当に知る意味があると感じている人がいるなら調べてほしい。自分は、贔屓目に見なくとも、これがひどく人権を侵害しているだとか、マインドコントロールだとか、はたまた徴兵の想起(笑)だとか言っている人がまだいるのかな~と思うと胸が苦しくなる。お互い現実見ような。

 

で、一番恐ろしいのは無知。俺も実際そうだろうけど、思い込みっていうものは人の判断力を鈍らせるのは、これは間違いなくて、五輪ボラ容認派も否定派もどっちも凝り固まった思念のなにかの元に謎の思想をぶちまけている、非常に現代日本らしい他社排他的な詰まらないものを象徴したようなものだと思う。

 

拾いネタだけど、IOC理事長が、マスコミからの質疑応答でやりがい搾取との声が挙がっていますが??との質問の返答に

 

「やりたくないなら、やらなければいい。」

 

このひとことで返答したという話が、いたく印象的だ。

やりたくないならやらない。これに尽きる。

五輪誘致に盛り上がった3~4年前、何故その時に止めなかったのか?

日本人の多くが、めくられたカードの先にある、[Tokyo]に胸躍っていたころの世論は何だったのか。全然理解できない。

 

日本のお偉いさんたちもきっとこういうよ

「先言っといてや。そんなんできひんやん、普通。」

 

これからどう転ぶか、ある種楽しみではあるけれど、このまま仮に2020年に大成功を収めて、日本中のみんなが「東京五輪最高だった!マジ日本最高!」とか言っていることを想像すると、寒気がするよね。一生に一度あるかないかの世界に向けた祭典を、中高の学校祭みたいな安い感動ネタにするなら、ハナからやる気のないやつはやらんでいいよ。そんなにいやなら国籍変えな。