好きな憲法条文について
http://www.shugiin.go.jp/internet/itdb_annai.nsf/html/statics/shiryo/dl-constitution.htm
〔思想及び良心の自由〕
第十九条 思想及び良心の自由は、これを侵してはならない。
この元号の移り変わりにおいて、色々憲法だとか、日本国史だとか、天皇論だとか、少し考えをめぐらすことが日々あって、一番好きな条文は第何条?って言われたら、世の中の多くの大衆の方々は1条とか、9条とか答えるかもしれないけれど、自分は19条が断トツで好き。その時点では序文
思想及び良心の自由、それはもっと噛み砕くと
「自分が何が好きで、どんなことを想って、どんなことに善悪の基準を置いているか、そういった諸概念においては自由、何を思っても構わない」
と、解釈しているんだけど、間違っていたら偉い人から指摘してほしい。
自分は何を考えても何を思ってもいい。ただ、それを人に侵さない。
なんて綺麗で自己と他者をうまく分別している条文なのだろうとつくづく感心する。
・人にはそれぞれの思想、善悪基準がある
・それを、人は自由に定義してよいし、他人が過干渉すべきではない
・自分が自由に思想を持ってよい一方で、それを他人に強制することができない
・では、何を以て、「善となし、悪となすのか」
・それの大枠の基準を作ったのが憲法であり、法律である